もちづき歯科医院ブログBLOG

2014.06.04更新

みなさん、こんにちは。
見沼区春岡 もちづき歯科 歯科医師の後藤です。

今日6月4日は、「6(ム)」「4(シ)」の語呂合わせに由来して
虫歯予防デーでした。
今では、6月4日〜6月10日が「歯と口の健康週間」とされています。

歯と口の機能を考えてみると、
one噛んで食べること(咀嚼)
two飲み込むこと(嚥下)
three味を感じること(味覚)
four消化を助けること(唾液)
five発音すること(構音)
six顔つき・表情(顔貌)

の6つがあります。

歯の喪失や口の機能を低下させる主な原因として、
one虫歯(齲蝕)
two歯周病
three外傷(歯牙破折)

の3つが挙げられます。
比較的若いうちは虫歯で失われる場合が多いのですが、
残った歯が少なくなるにつれて歯周病で失われる歯が多くなります。

歯磨きなどの口腔衛生習慣の改善と健康意識の向上により、
虫歯は減少して きました。しかし、歯周病はあまり減少することなく、
現在でも30歳以上の成人の約80%が歯周病にかかっており、
歯の喪失原因の第1位になっています。

歯周病の主な症状に、
spade歯肉が腫れて血や膿が出るが痛くない
spade口臭がする
spade歯肉がやせて歯が長くなったように見える
spade歯が動く
spade物がはさまりやすい
spade口の中がいつもねばついた感じがする
spade冷たい水や温かい水を口にふくむとしみる
spade歯が浮いて物がかめない

が挙げられます。
この中で特に、痛くないというのがポイントです。
炎症がありながらも痛くない、そのため、放置されてしまうことが多いのです。

歯周病は、歯肉炎歯周炎に分けることができます。
健康な状態の口の中は、歯肉がピンク色をして、引き締まっています。
歯肉炎になると、歯と歯の間の歯肉が丸みを帯びて赤くなり、炎症を認めます。
歯肉炎では歯を支えている骨(歯槽骨)は吸収されていません
歯周炎になると、歯を支えている骨がだんだん吸収されていきます。
特に痛みがないにも関わらず、歯槽骨が壊されていくのです。

歯周病の特徴は、初期〜中期には症状が緩やかに進むため、
自覚症状をあまり感じることがないことです。
痛みや腫れの症状が出てくるのは末期になってからです。
これが、歯周病の最大にしていちばん怖い特徴です。


投稿者: 医療法人社団瑛清会もちづき歯科医院

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